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Aska Temple

All about John Ubel and Aska Temple

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青 の 時

 翔べたはずだった。そう翔べたはずだった。

でも足と胃は、泥の中でのたうちまわっていた。

セフのミッションスクール時代、セフは長い通学時間に心身とも疲れ果てていた。

SF研の仲間たち、彼らだけがセフを宇宙や異次元に繋いでくれた。

セフの音楽は、仲間たちから絶賛された。

セフの言葉は、仲間たちから必要とされた。

コリーヌとセフはよく実験映画を観にいった。

コリーヌとセフは、そしてお互い論敵だった。

しかし、これもそれも青の時代。

夏の波間に8mmを回し、

LCを聴きながら、

実験小説を描くセフに、

カメラのシャッターをきる

どこかの女子校生達。

青の時代。



 賛美歌とともに

暴走特急のように走っていった

セフの思春期とその仲間たち。



 でもセフの中にはいつも

青い浜辺の波とLCが鳴りやまない。

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テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

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