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Aska Temple

All about John Ubel and Aska Temple

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或る 古い日

セフが祖母に連れられて

城に通ずる山道を歩いていた。

 神社があった。

その前に十数人のおばあさん達がたむろしていた。

誰かを待っていたのだろう

 祖母が無理矢理

セフを神社の前に立たせた。

すると、十数人のおばあさん達は

セフの前にひれ臥した。


 セフが16歳になった時、

その城に通ずる山道を歩いた。

蜜蜂畑が、道を遮った。

 その2年前、その先には

自殺者が出ていた。

 セフの両親は、

そんな神社は知らないといふ。


 セフはその昔

神社で生き神にされた事で

自分の人生が、あたかも生贄にされたかのように

精神病院の鉄格子の中で

回顧する。

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