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ヘーゲル『精神現象学」を読む Part15

ヘーゲル「精神の現象学」B 自己意識 IV 自分自身だという確信の真理 Die Wahrheit der Gewissheit seiner selbst  
A 自己意識の自立性と非自立性、主であることと奴であること Selbstandigkeit und Unselbsrandigkeit des Selbstbewusstseins, Herrsshaft und Knechtschaft.


  「自己意識は、即自且つ対自的に存在するが」

  「自己意識は、ただ、承認せられたものとして、のみ、存在するのである。」

  「『我々』には、承認の運動が現れてくる。」

(一)承認の概念

  「自己意識に対して、ひとつの他の、自己意識があり、自己意識は、自分のそとに出ているが、このことは、二重の意味をもっている。」
  「第一には、自己意識は、自分自身を喪失している。」
  「なぜなら、自己意識は、他を実在として、見出すからである。」
  「第二には、自己意識は、そうすることによって、『他者』を撤廃している。」
  「なぜなら、自己意識は、また、他者を、実在とは見ずに、他者のうちに、自分自身を見もするからである。」

  「第一には、自己意識は、この撤廃によって、自分自身を再び、取り戻す」
  「なぜなら、自分の他的存在を、撤廃することによって、自己意識は、再び、自分と、同一となるからである。
  「しかしながら、第二には、自己意識は、自分に、再び、他の自己意識を、与え戻す(他の自己意識を再興する)」
  「なぜなら、自己意識は、自分が、他者のうちにあることを。認めていたのであるが」
  「かく他者のうちにある、自分の存在を撤廃することによって、他者を再び放免し、自由にすることになるからである。」

  「こうして、『自分のそと』というものを、対自的に認めている。」

  「両極は互いに承認しあっているものであることを、互いに、承認しあっている。」

  「一方は、ただ承認せられたものであるにすぎず、他方は、ただ、承認するものであるにすぎぬ、という側面を示すであろう。」


(二)承認のための生死を賭する戦い

  「自己意識にとって、その本質であり、絶対的な対象あるものは、自我であり」

  「それでは、自己意識によって、他者が、なんであるか、と言うと『否定的なもの』という刻印をおされた、非本質的対象として、あるものである。」

  「対象(相手)(の存在)が、自分自身についての、かかる純粋な、確信であるのを、呈示してくれるより、以外のことではなかろうからである。」

  「そこで、両方の自己意識の関係は、両者が、生死を賭する戦いによって、自分自身の、またお互の、証しを立てることである、と、規定せられるわけである。」
  「両者は、この戦いに入らざるをえない。」
  「なぜなら、両者は、自分だけで、存在するという自己確信を、(客観的)真理まで高めざるをえず」
  「しかも、他者についても、自分自身について、そうせざるをえぬからである。」
  「自由の証しの立てられるのは、ただ、(己れの)生命を賭することにのみよっており」

  「かえって、自己意識においては、自分にとって、消失する、契機でないようなものは、何ひとつもないことの」
  「自己意識が、ただ、純粋な自分だけでの存在しかないことの、証しの立てられるのも」
  「ただ、生命を、賭するのを介してのことである。」
  「生命を、賭さなかった個人も、たしかに、人格として、承認せられることは、できるけれども」
  「しかし、自立的な自己意識として、承認させられているという真理を、達成はしなかったのである。」

  「両者は、意識の二つの相対立せる形態として、あることになる。」
  「一方の形態は、自立的意識であって、自分だけでの存在をもって」
  「他方の形態は、非自立的意識であって、生命ないし、他者に対する、存在をもって」
  「それぞれ、本質としている。」
  「前者は、主」
  「後者は、奴である。」

  


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